走査(読み)ソウサ

デジタル大辞泉 「走査」の意味・読み・例文・類語

そう‐さ【走査】

[名](スル)テレビカメラなどで画像多くの点や線状に分解し、それぞれ輝度色相色度などを順次に電気信号に変換すること。また逆に、受像機で電気信号を画像に組み立てること。

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精選版 日本国語大辞典 「走査」の意味・読み・例文・類語

そう‐さ【走査】

  1. 〘 名詞 〙 画面画素に逐次分解すること。また、逐次分解された画素を画面に組み立てること。普通、線状に行なわれる。テレビジョンファクシミリなど画像を伝送する装置に広く用いられている。〔百万人の科学(1939)〕
    1. [初出の実例]「走査速度が一秒につき、三、〇〇〇〇キロメートル以上又はエレクトロガンが三以上の陰極線管」(出典:輸出貿易管理令(1949)別表)

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百科事典マイペディア 「走査」の意味・わかりやすい解説

走査【そうさ】

テレビジョンファクシミリで,画面を構成している微小区画(絵素)を一定順序で電気信号に変える操作,およびこの電気信号を元と同じ順序で絵素に変えて画面を再生する操作。テレビでは左上から水平方向に右に進み(水平走査),順次上から下に走査(垂直走査)する。
→関連項目固体撮像素子写真電送蓄積管同期信号偏向コイル

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「走査」の意味・わかりやすい解説

走査
そうさ
scanning

情報,画面の伝送において,線,面または空間的に分布している情報や画像をいくつかの点 (画素) に細分し,それを端から順に調べていき,また逆に設定していく操作。情報が時間的に直列な形で処理されるので,1本線路を通して送り,また再現することができる。テレビジョンや電送写真,ファクシミリの送信などに広く使われている。

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化学辞典 第2版 「走査」の解説

走査
ソウサ
scanning

像を点に分解し,その明暗をたどって信号として送る画像処理操作.テレビジョンや写真電送に用いられ,測定機器にも応用されている.

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「走査」の解説

走査

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