足が出る(読み)アシガデル

デジタル大辞泉 「足が出る」の意味・読み・例文・類語

あしが◦

予算または収入よりも出費が多くなる。赤字になる。「旅行は運賃値上げ分だけ―◦出た」
隠しごとが現れる。ぼろがでる。
[類語]損する割を食う本が切れる穴をあける割が悪い間尺に合わない食い込むロス大穴丸損マイナス損失損害実害赤字被害不利益損亡そんもう欠損実損差損出血持ち出し採算割れ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「足が出る」の意味・読み・例文・類語

あし【足】 が 出(で)

① 予算、または収入を超えた支出になる。赤字になる。
※金(1926)〈宮嶋資夫〉九「空相場注文を受けて〈略〉そこでもだんだん足(アシ)が出て」
② 隠したことが現われる。ぼろが出る。足が付く。

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