足付・脚付(読み)あしつき

精選版 日本国語大辞典 「足付・脚付」の意味・読み・例文・類語

あし‐つき【足付・脚付】

〘名〙
① 歩く時の足の様子。歩き方。あしどり。
浄瑠璃仮名手本忠臣蔵(1748)三「(どぢゃう)ふむ足付(あしつキ)鷺坂伴内」
道具器物に足がついていること。また、その品。特に、足付き折敷(おしき)足打ち。あしつけ
蔭凉軒日録‐延徳二年(1490)二月二〇日「冷麺之台四方歟。足著歟」
浮世草子・好色一代男(1682)一「例のとさん出て祇薗細工のあしつきに」
金銭費用のこと。要脚
※山科家礼記‐文明二年(1470)一一月二六日「居都庄代六百四十三文下也、残質物以下足付也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android