足悩む(読み)あなゆむ

精選版 日本国語大辞典 「足悩む」の意味・読み・例文・類語

あ‐なゆ・む【足悩】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙あなやむ(足悩)
    1. [初出の実例]「人の子のかなしけしだは浜す鳥安奈由牟(アナユム)駒の惜しけくもなし」(出典万葉集(8C後)一四・三五三三)

あ‐なや・む【足悩】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙 難儀しながら歩く。歩きわずらう。あなゆむ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android