踏入(読み)ふみいれる

精選版 日本国語大辞典 「踏入」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐い・れる【踏入】

〘他ラ下一〙 ふみい・る 〘他ラ下二〙
① 踏んで中へ入れる。力を入れて踏み込む。
今昔(1120頃か)二三「固き土五六寸許足を踏入て立てるに」
② ある場所に足を入れる。ある場所へ入る。
史記抄(1477)一二「よいものはわるい名の処へだにも足を踏いれじとするぞ」

ふみ‐い・る【踏入】

[1] 〘自ラ五(四)〙 踏み込んではいる。
二人むく助(1891)〈尾崎紅葉〉六「麻の二重袋(あはせぶくろ)を用意して小椋助が熟睡(ねごみ)に蹈入(フミイ)り」
[2] 〘他ラ下二〙 ⇒ふみいれる(踏入)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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