身につまされる(読み)ミニツマサレル

デジタル大辞泉 「身につまされる」の意味・読み・例文・類語

につまさ・れる

他人の不幸などが、自分境遇立場と思い合わさって切実に感じられる。「―・れる苦労話」
[補説]「身につままれる」とするのは誤り。
[類語]哀れむ思いやる思うおもんぱかいとおしむほだされる痛ましい痛痛しいいたわしい可哀そう忍びない見るに忍びない見るに堪えない不憫ふびん気の毒

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「身につまされる」の意味・読み・例文・類語

み【身】 に つまされる

  1. 他人の不幸などが、わが身に引きくらべて同情される。他人のふしあわせなどが、ひとごとでなく思われる。身に当たる。
    1. [初出の実例]「又物のあはれしらぬものも、身(ミ)につまされて哀をしり」(出典仮名草子・好色袖鑑(1682)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例