デジタル大辞泉 「身近」の意味・読み・例文・類語 み‐ぢか【身近】 [名・形動]1 自分のからだの近くであること。また、その場所やそのさま。身辺。「愛読書をいつも身近に置く」「危険が身近に迫る」2 自分と深い関係にあること。また、そのさま。「身近な問題をとりあげる」[類語]手近い・程近い・近い・間近い・間近・じき・すぐ・至近・近く・目前・鼻先・手が届く・指呼しこ・咫尺しせき・目睫もくしょうの間かん・目と鼻の先・ついそこ・手近・卑近・身辺・そば・傍かたわら・脇わき・横・片方かたえ・手もと・付近・近辺・近傍・近所・最寄り・許もと・足元・座右・左右・手回り・身の回り・まのあたり・目睫もくしょう・面前・目の前・眼前・現前・目先・鼻面はなづら・鼻っ面つら・前面・正面・真ん前・手前・先方・直前 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「身近」の意味・読み・例文・類語 み‐ぢか【身近】 〘名〙 (形動)① 身に近い場所。からだの近くであること。また、そのさま。身辺。「辞書を身近に置く」※黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一「大臣を擒(とりこ)にするには先づ身近の秘書官から」② 自分に関係の深いこと。また、そのさま。※文学の根本問題(1958‐59)〈中島健蔵〉一〇「国際的な底ゆれが、たえず身近な問題として感じられてくる」③ 日常にありふれていること。また、そのさま。「身近なことがらを例にひく」※がらくた博物館(1975)〈大庭みな子〉すぐりの島「ごく身近などこかでいつか確かに見たことのあるなつかしい」 み‐ぢか・い【身近】 〘形口〙 みぢか・し 〘形ク〙 からだのすぐ近くである。自分のそばに近い。てぢかである。※能因本枕(10C終)三一七「こてのりわらはを、つきづきしきを、身ちかく呼びよせて」みぢか‐さ〘名〙 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報