デジタル大辞泉
「間近」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ま‐ぢか・い【間近】
〘形口〙 まぢか・し 〘形ク〙 (古くは「まちかし」)
※
万葉(8C後)一四・三五二四「まを薦の節
(ふ)の末知可久
(マチカク)て逢はなへば沖つま鴨の嘆きそ吾
(あ)がする」
※
源氏(1001‐14頃)
常夏「
葦垣のまちかき程にはさぶらひながら」
② 時間的に間隔が少ない。
(イ) 過去との間が近い。近頃である。最近である。
※大鏡(12C前)
昔物語「まぢかき
御簾・すだれの内ばかりや、おぼつかなさのこりて侍覧」
まぢか‐さ
〘名〙
ま‐ぢか【間近】
〘形動〙 まぢかいさま。すぐ近くであるさま。
※
名語記(1275)八「まぢか如何、答目近也、但あしかきのまちかしといへる間近の義也」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報