載籍(読み)サイセキ

デジタル大辞泉 「載籍」の意味・読み・例文・類語

さい‐せき【載籍】

書物に書き載せること。また、書き載せた書物。
「―調べ研究ではないか」〈鴎外・妄想〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「載籍」の意味・読み・例文・類語

さい‐せき【載籍】

  1. 〘 名詞 〙 書物に書きのせること。また、書きのせてあるもの。書物。典籍書籍
    1. [初出の実例]「逖聴前修、遐観載籍」(出典懐風藻(751)序)
    2. 「予寡聞なるが上に、載籍にさへ乏しく」(出典:異人恐怖伝(1850)下)
    3. [その他の文献]〔史記‐伯夷伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「載籍」の読み・字形・画数・意味

【載籍】さいせき

書籍。〔史記、伯夷伝〕夫(そ)れ學は載極めてきも、ほ信を六考ふ。詩・書缺けたりと雖も、然れども夏(ぐか)の知るべぎなり。

字通「載」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android