精選版 日本国語大辞典 「追追」の意味・読み・例文・類語
おい‐おい おひおひ【追追】
〘副〙 (動詞「おう(追)」の連用形を重ねたもの。「に」「と」「の」などを伴う場合もある)
① 物事が次から次へと行なわれるさまを表わす語。ひき続いて。つぎつぎと。
② 物事の状態が少しずつ変わってゆくさまを表わす語。だんだん。しだいしだいに。
※交易問答(1869)〈加藤弘之〉上「諸色の直段(ねだん)がおひおひと下って参るのは、眼に見えた事でござる」
※大政所宛秀吉書簡‐天正一八年(1590)四月一〇日「なをめでたき事追々申まいらせ候べく候」
おう‐おう おふおふ【追追】
〘副〙 (動詞「おう(追)」を重ねたもの)
① あとを追いながら。あとを追うようにして。
② だんだんに。おいおい。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報