追遠(読み)ついえん

精選版 日本国語大辞典 「追遠」の意味・読み・例文・類語

つい‐えん ‥ヱン【追遠】

〘名〙 (「論語‐学而」の「慎終追遠、民徳帰厚矣」による語で、遠い過去を追うの意) 先祖の徳を追慕して、その供養を怠らないこと。
霊異記(810‐824)上「善きかな、貞婦、追遠して恩を報ず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「追遠」の読み・字形・画数・意味

【追遠】ついえん(ゑん)

遠い先祖を祀る。〔論語、学而〕りを愼(つつし)みきをへば、民の厚きに歸す。

字通「追」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android