送護法(読み)おくりごほう

精選版 日本国語大辞典 「送護法」の意味・読み・例文・類語

おくり‐ごほう ‥ゴホフ【送護法】

〘名〙 社寺霊場を守護するという護法童子が、参詣人下向を送って守護するときの称。おくりごう。⇔迎え護法
※叢書本謡曲・護法(1464頃か)「参りの道には迎へ護法の先達となり、扨また下向の道に帰れば国々迄も送り護法の災難を去りつつ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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