逆強請(読み)サカネダレ

デジタル大辞泉 「逆強請」の意味・読み・例文・類語

さか‐ねだれ【逆強請】

ねだられるはずの人が逆にねだること。さかねだり。
町内へ披露してかへって今の―」〈浄・曽根崎

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「逆強請」の意味・読み・例文・類語

さか‐ねだり【逆強請】

〘名〙 ねだられるはずの人が、逆にねだること。逆に食ってかかること。さかねじを食わせること。さかねだれ。
※俳諧・俳諧三部抄(1677)下「まだねぬ人をのろひこそすれ 密夫あま逆手のさかねたり〈惟中〉」

さか‐ねだれ【逆強請】

浄瑠璃三世相(1686)一「いか程にいふとてもさかねだれをくふ男でなし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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