デジタル大辞泉
「逆柱」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
さか‐ばしら【逆柱】
〘名〙
① 材木の根もとを上にして立てた柱。この柱のある家は、
家鳴(やなり)などの
怪異があるという。さかさばしら。さかさまばしら。
※
浮世草子・
西鶴織留(1694)四「
此家、むかしから逆
(サカ)ばしらのわざといひて、夜々虹梁の崩るるごとく
寝耳にひびきて」
② 建物の柱のうち一本だけを上下逆にするもの。立派になりすぎることを恐れたもので、日光陽明門の逆柱はその例。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報