通矢(読み)とおしや

精選版 日本国語大辞典 「通矢」の意味・読み・例文・類語

とおし‐や とほし‥【通矢】

〘名〙 遠矢(とおや)一種矢先を上に向けないで遠距離にある的を射通すこと。特に京都三十三間堂の西側外縁を南から北に射通すこと。矢数を多く射る大矢数(おおやかず)優劣を競った。とおりや。《季・夏》
※雑俳・口よせ草(1736)「通し矢の願ひ有よな袴腰

とおり‐や とほり‥【通矢】

〘名〙 =とおしや(通矢)雍州府志(1684)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android