精選版 日本国語大辞典 「通矢」の意味・読み・例文・類語
とおし‐や とほし‥【通矢】
〘名〙 遠矢(とおや)の一種。矢先を上に向けないで遠距離にある的を射通すこと。特に京都三十三間堂の西側外縁を南から北に射通すこと。矢数を多く射る大矢数(おおやかず)で優劣を競った。とおりや。《季・夏》
※雑俳・口よせ草(1736)「通し矢の願ひ有よな袴腰」
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