遠渓祖雄(読み)えんけい そゆう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「遠渓祖雄」の解説

遠渓祖雄 えんけい-そゆう

1286-1344 鎌倉-南北朝時代の僧。
弘安(こうあん)9年生まれ。臨済宗(りんざいしゅう)幻住派の祖。19歳で出家徳治(とくじ)2年元(中国)にわたって天目山幻住庵の中峰明本に10年間師事し,その法をつぎ帰国正中(しょうちゅう)2年郷里の丹波氷上郡(兵庫県)佐治荘にかえり高源寺をひらいた。康永3=興国5年6月27日死去。59歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android