遺珠(読み)イシュ

デジタル大辞泉 「遺珠」の意味・読み・例文・類語

い‐しゅ〔ヰ‐〕【遺珠】

《「荘子天地から》
拾われないままで残っている玉。
世間から忘れられている人物。また、人に知られていない詩文傑作

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遺珠」の意味・読み・例文・類語

い‐しゅ ヰ‥【遺珠】

〘名〙 忘れられた玉。拾い残された宝玉。転じて、世間に知られないまま残された、すぐれた詩文をいう。〔日本詩史(1771)〕〔張籍‐罔象得玄珠詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android