遺筆(読み)イヒツ

デジタル大辞泉 「遺筆」の意味・読み・例文・類語

い‐ひつ〔ヰ‐〕【遺筆】

故人生前に書いておいた書画文章など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「遺筆」の意味・読み・例文・類語

い‐ひつ ヰ‥【遺筆】

〘名〙 死者が生前に書き残しておいた書画、また、文章。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二「各国古書、古来名賢達士の遺筆〈略〉収拾して玻瓈の箱中にあり」
[補注]「小説奇言‐三」に「大尹已将行楽図去遺筆(〈注〉カキヲキ)、重新裱過、給還梅氏収領」とある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android