還元炎・還元焔(読み)かんげんえん

精選版 日本国語大辞典 「還元炎・還元焔」の意味・読み・例文・類語

かんげん‐えん クヮンゲン‥【還元炎・還元焔】

〘名〙 ほのおの青色内炎と淡赤色の外炎酸化炎)との中間の層で、色のとくに明るい部分。炭素粒子、中間化合物などが含まれ、還元性をもつのでこのようにいう。酸化炎にくらべ温度が低く、輻射能(ふくしゃのう)が大きい。〔稿本化学語彙(1900)〕

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