郷涙(読み)きょうるい

精選版 日本国語大辞典 「郷涙」の意味・読み・例文・類語

きょう‐るいキャウ‥【郷涙】

  1. 〘 名詞 〙 故郷を思って流す涙。望郷の涙。
    1. [初出の実例]「郷涙数行征戎の客、棹歌一曲釣漁の翁〈慶滋保胤〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)上)
    2. [その他の文献]〔謝朓‐休沐重還丹陽道中詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「郷涙」の読み・字形・画数・意味

【郷涙】きよう(きやう)るい

故郷を懐うて涙を流す。唐・白居易江南北客を送る~〕詩 今日、君に因りて兄弟を訪ふ 數行(幾筋)の一封の書

字通「郷」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android