精選版 日本国語大辞典 「都鄙」の意味・読み・例文・類語 と‐ひ【都鄙】 〘名〙① 都会と田舎。また、それぞれに住む人やその風俗。または、国中。国。※続日本紀‐天平勝宝元年(749)二月丁酉「読二瑜伽唯識論一即了二其意一。既而周二遊都鄙一教二化衆生一」※平家(13C前)四「都鄙の老少みな蓬戸瑕瑾ををしみ」 〔周礼‐天官・大宰〕② 特に京都と鎌倉をさしていう。※海道記(1223頃)鈴鹿より市腋「たたあはれむ遙都鄙の中路に出て前後の念に労する事を」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通 「都鄙」の読み・字形・画数・意味 【都鄙】とひ まちといなか。〔左伝、襄三十年〕子、鄙をしてり、上下にり、田に封洫(ほうきよく)(境界、溝)り、廬井(ろせい)(井田)に伍らしむ。字通「都」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報