酒立女(読み)さかたちめ

精選版 日本国語大辞典 「酒立女」の意味・読み・例文・類語

さかたち‐め【酒立女】

  1. 〘 名詞 〙 伊勢内外宮の月次神嘗(かんなめ)等の祭の日、倭舞(やまとまい)の終わるごとに、宮司以下の各舞人に柏酒を勧める役の女性。斎王参宮のときは采女女孺が、不参のときは禰宜、内人等の妻子が勤める。内外宮各二人。
    1. [初出の実例]「勅。伊勢大神宮及豊受宮酒立女各二人。准三節祭日儛女例祿」(出典日本三代実録‐元慶七年(883)一一月五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android