酒見神社(読み)さかみじんじゃ

精選版 日本国語大辞典 「酒見神社」の意味・読み・例文・類語

さかみ‐じんじゃ【酒見神社】

愛知県一宮市今伊勢町本神戸(ほんかんべ)にある神社。旧県社。祭神天照大神(あまてらすおおみかみ)、酒彌豆男神(さかみずおのかみ)、酒彌豆女神(さかみずめのかみ)。もと伊勢外宮(豊受大神宮)の領地酒見御厨(みくりや)があった所と伝えられる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

日本歴史地名大系 「酒見神社」の解説

酒見神社
さかみじんじや

[現在地名]一宮市今伊勢町本神戸

上之島かみのしま井筋が北から西南へと流路を変えた南岸近くにあり、東を県道の名古屋―岐阜線が通る。祭神は天照大神・酒弥豆男神・酒弥豆女神である。「延喜式」神名帳の中島郡に「酒見サカミノ神社」とある。この地に伊勢外宮領の酒見御厨が置かれたのは嘉承年中(一一〇六―〇八)以前という(新編一宮市史)。「府志」には「酒見名神祠」、俗称北大門きただいもん明神とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android