里下(読み)さとおり

精選版 日本国語大辞典 「里下」の意味・読み・例文・類語

さと‐おり【里下】

〘名〙 奉公人や出家者などが、休みをもらって親元へ帰ること。やどさがり。さとさがり。さとくだり。さとがえり。《季・新年》
※中華若木詩抄(1520頃)中「五山の諸尊宿より、詩を作りて、寄るぞ。暫時里下りと、見へたる也」

さと‐くだり【里下】

曾我物語(南北朝頃)四「さとくだりのついでには、わ殿の兄十郎殿とうちつれてきたり候へ」

さと‐さがり【里下】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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