野太鼓・野幇間(読み)のだいこ

精選版 日本国語大辞典 「野太鼓・野幇間」の意味・読み・例文・類語

の‐だいこ【野太鼓・野幇間】

〘名〙 内職太鼓持ちをする者。素人の太鼓持ち。転じて、芸がなくて、ただ客の座をとりもつだけの太鼓持ちを卑しめて呼ぶ語。町太鼓、野幇間(のほうかん)
洒落本傾城買四十八手(1790)見ぬかれた手「のたいこの何がし、もししったきゃくがゐらば、をしうりせんと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android