金婚式(読み)キンコンシキ(その他表記)golden wedding

デジタル大辞泉 「金婚式」の意味・読み・例文・類語

きんこん‐しき【金婚式】

golden wedding結婚50周年を祝う式。また、その祝い。→結婚記念式

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精選版 日本国語大辞典 「金婚式」の意味・読み・例文・類語

きんこん‐しき【金婚式】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 ( [英語] golden wedding の訳語 ) 夫婦が結婚後五〇周年を記念して行なう式、または祝い。
    1. [初出の実例]「長命(ながいき)をしさうな、先づ此男なら金婚式の間に合ふだらうといふ面白い男」(出典:落語・猫久(1894)〈禽語楼小さん〉)
  2. [ 2 ] ( 原題[フランス語] La cinquantaine ) ガボット風のバイオリン曲。マリー作曲。管弦楽などに編曲されて親しまれている。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「金婚式」の意味・わかりやすい解説

金婚式
きんこんしき
golden wedding

結婚して50年目を、夫婦そろって祝う式のこと。夫婦で長い人生を乗り越えてきた意義を、家族親族知人などを招いて祝う。おもに父母祖父母のために、子供や孫が主催して祝う会を催す。結婚式を祝う風習は、ドイツで始まり、その後ヨーロッパ全域に広まった。1624年に銀婚式、1860年に金婚式が行われたのが最初である。招かれた人は、お祝いにこの会のシンボル(金)にちなんだ品、また対(つい)になったものなどを選んで贈る。たとえば、金の入った蒔絵(まきえ)の漆器、金杯、金を絵柄に使った紅茶茶碗(ぢゃわん)などが喜ばれる。当事者は、引出物として、袱紗(ふくさ)、金のスプーン、祝い菓子などを用意し、内祝ののし紙をかけて配ったりする。最近は金の紙に包んだチョコレートなどもよく使われている。

[石川朝子]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「金婚式」の意味・わかりやすい解説

金婚式
きんこんしき
golden wedding

結婚 50年目を祝う祝賀式。光沢が美しく容易に変質しない金にあやかって金婚式という。元来西欧の風習で明治年間に日本に伝わった。現在では家族や親しい知人などが集り,夫婦に贈り物をしたりする行事となっている。

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百科事典マイペディア 「金婚式」の意味・わかりやすい解説

金婚式【きんこんしき】

結婚記念式

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