金書（読み）かながき

精選版 日本国語大辞典

かな‐がき【金書】

〘名〙 楊弓(ようきゅう)での技量をしめす語。一回二〇〇本のうち、一五〇本以上当たること。金泥で、その矢数と射手の名をしるした看板を掲げて表彰したところからいう。

※浮世草子・日本永代蔵（1688）六「此男の器ようさ、〈略〉楊弓は金書(かなカキ)くらひ、小哥は本手の名人」

きん‐がき【金書】

〘名〙 ⇒かながき（金書）

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【金書】きんしよ

金泥で書いた文字。

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出典　平凡社「普及版 字通」