金槌の川流れ(読み)カナヅチノカワナガレ

デジタル大辞泉 「金槌の川流れ」の意味・読み・例文・類語

金槌かなづち川流かわなが

金槌を水に入れると、柄は浮くが頭部は沈むところから》頭の上がらないことのたとえ。また、出世見込みがないことのたとえ。
[類語]うだつが上がらない縁の下のたけのこ壁に塗られた田螺たにし拓落失路たくらくしつろ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「金槌の川流れ」の意味・読み・例文・類語

かなづち【金槌】 の 川流(かわなが)

(かなづちは頭の部分が重く下になるところから) 頭が上がらないこと。また、一生出世する見込みのないことのたとえ。かなづちの身投げ。〔諺苑(1797)〕

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