金言(読み)キンゲン

デジタル大辞泉 「金言」の意味・読み・例文・類語

きん‐げん【金言】

処世上の手本とすべき内容を持つすぐれた言葉金句
仏の口から出た、不滅の真理を表す言葉。こんげん
[類語]言い習わし常套句常套語決まり文句美辞麗句慣用句ことわざ成句故事成語俚諺りげん俗諺ぞくげん古諺こげん諺語げんご箴言しんげん寸言寸鉄警句格言名言至言名句座右の銘謳い文句標語売り文句惹句じゃっくスローガンキャッチフレーズモットーキャッチコピーイディオム

こん‐げん【金言】

きんげん(金言)

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精選版 日本国語大辞典 「金言」の意味・読み・例文・類語

きん‐げん【金言】

〘名〙
① 処世へのいましめや教えとして手本とすべき言葉。模範とすべき内容をもった言葉。名言。格言。金句。
※中右記‐嘉承二年(1107)一二月一日「人人不可然由被難云々、不知是非、故大殿仰立公事之金言歟」 〔白居易‐寄徴之詩〕
仏語。仏の金口(こんく)から出た不滅の法語。釈迦の言葉。こんげん。
※本朝文粋(1060頃)一三・為左大臣供養浄妙寺願文〈大江匡衡〉「金言流布。知提河之有一レ金」 〔大法炬陀羅尼経‐九〕

こん‐げん【金言】

〘名〙 (金口(こんく)の言の意) =きんげん(金言)

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普及版 字通 「金言」の読み・字形・画数・意味

【金言】きんげん

格言。

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