金釘(読み)カナクギ

デジタル大辞泉 「金釘」の意味・読み・例文・類語

かな‐くぎ【金×釘】

金属で作った釘。
金釘流」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「金釘」の意味・読み・例文・類語

かな‐くぎ【金釘】

〘名〙
① 鉄、銅などの金属でつくった釘。
多聞院日記‐永祿一〇年(1567)一二月二五日「かな釘十文」
浄瑠璃心中重井筒(1707)中「足もひへてかなくぎを胸に打たるる幾瀬の思ひ」
※雑俳・柳多留‐一〇(1775)「かな釘とめめずと下女は取り交わし」
※生(1908)〈田山花袋〉二「金釘の解らぬ字で、嬉しがらせの文句一杯
③ 「かなくぎのき(金釘木)」の異名。〔日本植物名彙(1884)〕

かね‐くぎ【金釘】

〘名〙 植物「かなくぎのき(金釘木)」の異名。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「金釘」の解説

金釘 (カナクギ・カネクギ)

植物。クスノキ科の落葉小高木。カナクギノキ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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