鍾馗蘭(読み)ショウキラン

デジタル大辞泉 「鍾馗蘭」の意味・読み・例文・類語

しょうき‐らん【×××蘭】

ラン科多年草深山木陰に生える菌従属栄養植物。高さ10~30センチ。茎は赤みがかった白色で、葉は退化してうろこ状。夏、淡紅紫色の香りのある花が集まって開く。
ヒガンバナ科の多年草、ショウキズイセン別称暖地自生。高さ約60センチ。葉は広い線形でつやがあり、秋に出て翌年の夏に枯れる。秋、葉が出る前に濃黄色の花を5~10個輪状につける。鍾馗水仙 秋》

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精選版 日本国語大辞典 「鍾馗蘭」の意味・読み・例文・類語

しょうき‐らん【鍾馗蘭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ラン科の多年草。北海道本州四国の深山の林に生える寄生植物。高さ約一五~三〇センチメートル。全体に淡紅紫色を帯びる。葉は退化し鱗片状。夏、袋状の唇弁をもつ小さな花が三~七個咲く。らんてんま。やまとうがらし。
  3. 植物しょうきずいせん(鍾馗水仙)」の別名。《 季語・秋 》

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