鏗鏘(読み)コウソウ

デジタル大辞泉 「鏗鏘」の意味・読み・例文・類語

こう‐そう〔カウサウ〕【××鏘】

[ト・タル][文][形動タリ]鐘や石、また、琴などの楽器が鳴り響くさま。「鏗鏘として琵琶を弾ず」

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精選版 日本国語大辞典 「鏗鏘」の意味・読み・例文・類語

こう‐そうカウサウ【鏗鏘】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 金や石の鳴りひびく音のさま。また、琴など、楽器の美しいひびきのさま。こうしょう。
    1. [初出の実例]「鏗鏘珠韻満篇寒、六典沈吟及景闌」(出典:本朝麗藻(1010か)下・和戸部尚書同賦寒林暮鳥帰〈具平親王〉)
    2. [その他の文献]〔礼記‐楽記〕

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普及版 字通 「鏗鏘」の読み・字形・画数・意味

【鏗鏘】こうそう(かうさう)

金玉の高く澄んだ音。〔風俗通、声音興りて、制氏世大樂を掌る。頗(すこ)ぶる能く其の鏗鏘を紀(しる)すも、其の義をく能はず。武始めて郊祀・省・封を定む。樂官する多し。然れども正に非ず。

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