長官の君(読み)カンノキミ

デジタル大辞泉 「長官の君」の意味・読み・例文・類語

かん‐の‐きみ【長官の君】

尚侍ないしのかみ」に同じ。
律令制官司長官かんとの

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「長官の君」の意味・読み・例文・類語

かん【長官】 の 君(きみ)

内侍司(ないしのつかさ)の長官である女官内侍(ないしのかみ)。かんのとの。
源氏(1001‐14頃)賢木弘徽殿にはかむの君すみ給ふ」
令制の官司の長官。衛門督、左京大夫(さきょうだいぶ)など。
蜻蛉(974頃)下「すこし日たけて、かんのきみ、『手番にものしたまはば、もろともに』とあり」

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