長野県信濃美術館(読み)ながのけんしなのびじゅつかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「長野県信濃美術館」の意味・わかりやすい解説

長野県信濃美術館
ながのけんしなのびじゅつかん

信越放送の美術館建設運動によって,1966年 10月信濃美術館として長野市城山公園に開館。 69年6月に県立美術館となる (1986年より管理運営を長野県文化振興事業団に委託) 。川上冬崖菱田春草荻原碌山らの郷土作家の作品と,風景画 (安井曾太郎梅原龍三郎など) に絞って収集収蔵する。収蔵点数は,絵画を中心に約 700点。 90年4月には東山魁夷館 (約 600点収蔵) が開館した。

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日本の美術館・博物館INDEX 「長野県信濃美術館」の解説

ながのけんしなのびじゅつかん 【長野県信濃美術館】

長野県長野市にある美術館。昭和41年(1966)創立。菱田春草、荻原碌山(ろくざん)、池田満寿夫など長野県出身の作家や信州の風景画を収蔵・展示する。「東山魁夷館」を併設
URLhttp://www.npsam.com/
住所:〒380-0801 長野県長野市箱清水1-4-4
電話:026-232-0052

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