間粒状組織(読み)かんりゅうじょうそしき(英語表記)intergranular texture

岩石学辞典 「間粒状組織」の解説

間粒状組織

エヴァンス(Evans)により1916年に使用されたことをホームスが述べている.完晶質玄武岩ドレライトに特徴的な組織で,短冊状の長石の間の多角形網目隙間が無方向性の橄欖石オージャイトで占められている.この組織にはガラスが含まれないのでインターサータル構造と区別される[Holmes : 1918].隣接した空間鉱物は光学的には連続性がなくそれぞれ独立した結晶である.

間粒状組織

粒状組織

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android