降頻(読み)ふりしく

精選版 日本国語大辞典 「降頻」の意味・読み・例文・類語

ふり‐し・く【降頻】

〘自カ四〙 =ふりしきる(降頻)
万葉(8C後)六・一〇四〇「久方の雨は零敷(ふりしけ)思ふ子が宿に今宵は明して行かむ」

ふり‐しき・る【降頻】

〘自ラ五(四)〙 しきりに降る。やむときなく盛んに降る。ふりしく。
※万葉(8C後)一〇・一八三四「梅の花咲き散りすぎぬしかすがに白雪庭に零重(ふりしきり)つつ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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