デジタル大辞泉
「陸続」の意味・読み・例文・類語
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りく‐ぞく【陸続】
〘名〙 (形動タリ) つぎつぎに引きつづくこと。ひっきりなしに続くさま。
※通俗酔菩提全伝(1759)一「程なく
十八日に成ければ。
諸山の僧衆陸続
(リクゾクして)(〈注〉ダンダンニ)進み来る」
※
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一〇「
借債、欺偽、互ひに相ひ陸続(〈注〉ツツキ)追随して、
一生の路を行くこと、豈に悲しからずや」
りく‐つづき【陸続】
〘名〙
陸地から陸地に続いていること。二地点間が陸でつながっていて、間に海などの隔てがないこと。おか続き。
※幼学読本(1887)〈西邨貞〉七「今若し此の部分の
陸続きの処を切り割るとせば、海其の
四方を取り囲む可し」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「陸続」の読み・字形・画数・意味
【陸続】りくぞく
絶えずにつづくさま。宋・陸游〔小兒輩の行在に到るを喜ぶ〕詩 竹を截(き)り馬と作(な)して、走りて休(や)まず 小車、羊を駕して、聲陸續たり字通「陸」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報