階・梯(読み)はし

精選版 日本国語大辞典 「階・梯」の意味・読み・例文・類語

はし【階・梯】

〘名〙
① (階) 庭から屋内に上る通路として設ける階段。きざはし。きだはし。あがりだん。〔十巻本和名抄(934頃)〕
古今著聞集(1254)五「式部はしのかたをみいだしてゐたりけるに」
② (梯) はしご。かけはし。
書紀(720)垂仁八七年二月(熱田本訓)「神庫(ほくら)高しと雖も我能く神庫の為に梯(ハシ)を造(たて)る」
大鏡(12C前)二「もののすすけてみゆるところの有ければ、はしにのぼりてみるに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android