デジタル大辞泉
「隗より始めよ」の意味・読み・例文・類語
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かい【隗】 より 始(はじ)めよ
- ( 中国の戦国時代、郭隗(かくかい)が燕の昭王に賢者を用いる法を聞かれた時に、「今王誠欲レ致レ士、先従レ隗始、隗且見レ事、況賢二於隗一者乎」と答えたという、「戦国策‐燕策」にみえる故事から ) 「賢者を招きたいならば、まず自分のようなつまらない者をも優遇せよ、そうすればよりすぐれた人材が次々と集まってくるであろう」という意。転じて、遠大な計画も、まず手近なところから着手せよの意にいう。また、物事はまず言い出した者から、やり始めるべきだとの意でも用いられる。
- [初出の実例]「『多少酒手を奮(はづ)みまして、最(もう)一骨折ってもらはうぢゃございませんか。何卒(どうぞ)御賛成を願ひます』渠(かれ)は直に帯佩(おびさげ)の蟇口を取出して〈略〉やがて銅貨三銭を以て隗(クヮイ)より始(ハジ)めつ」(出典:義血侠血(1894)〈泉鏡花〉四)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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隗より始めよ
賢者を招きたいならば、まず手近な者から優遇せよ。転じて、物事はまず言い出した者から実行せよ。
[使用例] 「隠し芸だ、隠し芸だ。やりましょう」「賛成」〈略〉「それではまず一つ隗より始めよ。おめでたいところで一つ」[内田百閒*百鬼園随筆|1933]
[解説] 中国の戦国時代、郭隗が燕の昭王に賢者を用いる法を聞かれた時に、「いま王が真に賢人を求めるのなら、この私から始められるがいい。隗でさえあんなに厚遇されるのなら、と私より賢い者が千里の道も遠しとせずにやってくるでしょう」と答えたという「戦国策―燕策」にみえる故事によることば。
〔英語〕If each would sweep before his own door, we should have a clean city.(各人が家の前を掃けば、清潔な町になる)
出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報
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隗より始めよ
かいよりはじめよ
大事をなすには手近なことから着手せよとの意、転じて、いいだした者から始めよとの意。中国戦国時代、燕(えん)の昭王が天下に人材を求めたとき、遊説者の郭隗(かくかい)が王に「昔、王から名馬を求めてこいと千金を託された馬丁が、遠方まで出かけて行って死馬の骨を五百金を投じて買って帰った。王がそれをなじると、『死馬の骨ですら五百金で買う王なら、生きた馬はきっと高価に買ってくれるだろうと、いまに天下の名馬が王のもとに集まってくるに違いない』と答え、はたして王は千里一駆けの名馬を三頭も求めることができた」というたとえ話を語り、「これと同様に、賢者を招こうとするなら、まず私のようにあまり優秀でない者を優遇することから始めるのがよい。そうすれば、秀(すぐ)れた賢人が王のもとに続々と集まってくる」と説いた、と伝える『戦国策』や『史記』の故事による。
[田所義行]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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隗より始めよ
国王から賢士を得たいと相談され、賢士を招きたいなら、まずわたし(郭隗)から始めてほしいと訴えた故事から。それを見て、わたしより賢なる者がやってくるでしょう、と。
出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報
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出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報
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