壁蝨目(読み)だにもく

精選版 日本国語大辞典 「壁蝨目」の意味・読み・例文・類語

だに‐もく【壁蝨目】

  1. 〘 名詞 〙 節足動物蛛形(ちゅうけい)類の中でクモと並んで最も種類の多い群。体長〇・三~一ミリメートルたらずのものが多いが、吸血後のマダニのように二センチメートルを超すこともある。頭・胸・腹の区分がなく一体となって融合し、四対の歩脚をもつ。地球上のあらゆる環境に生息し、吸血性のマダニ、イエダニワクモツツガムシなどのほか、食品にわくコナダニ作物に加害するハダニ、土の中にすむササラダニ水中生活するミズダニなど、全世界から約二万種が知られている。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android