雄勝[町](読み)おがつ

百科事典マイペディア 「雄勝[町]」の意味・わかりやすい解説

雄勝[町]【おがつ】

宮城県東部,桃生(ものう)郡の旧町。雄勝湾奥に中心集落が発達漁業基幹産業とし,ホタテ,ワカメホヤカキなどの養殖も行う。すずりの生産地として有名。名振(なぶり)湾内の八景(やけい)島に暖地性植物群落(天然記念物)がある。2005年4月桃生郡河北町,河南町,桃生町,北上町,牡鹿郡牡鹿町と石巻市へ編入。46.09km2。5382人(2003)。

雄勝[町]【おがち】

秋田県最南部,山形・宮城両県に接する雄勝郡の旧町。役内(やくない)川流域を占め,米作主体とするが,リンゴイチゴダイコンなども産する。コイ養殖が盛ん。奥羽本線,国道13号,108号線が通じ稲住(いなずみ),湯ノ岱(ゆのたい)などの秋ノ宮温泉郷は栗駒国定公園に属する。2005年3月雄勝郡稲川町,皆瀬村湯沢市へ編入。306.02km2。9561人(2003)。

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