集注(読み)シュウチュウ

デジタル大辞泉 「集注」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ちゅう〔シフ‐〕【集注】

[名](スル)
1か所に集めそそぐこと。また、集まりそそぐこと。集中
「彼らの生活の最大関心は罪の問題に―するところまできた」〈倉田愛と認識との出発
(「集註」とも書く)多く注釈を集めた本。しっちゅう。「論語集注

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「集注」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ちゅう シフ‥【集注】

〘名〙
① (━する) =しゅうちゅう(集中)
※妾の半生涯(1904)〈福田英子〉七「或は此不自由なる小天地に長く跼蹐(きょくせき)せる反響として、斯く人心の一致集注を見るならんも」
② (「集註」とも) 多くの注釈を集めた本。「四書集註」「論語集註」など。しっちゅう。
随筆・秉燭譚(1729)二「曾子三省のこと、集註に音なし」

しっ‐ちゅう【集注】

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