雌鳥・雌鶏(読み)めんどり

精選版 日本国語大辞典 「雌鳥・雌鶏」の意味・読み・例文・類語

めん‐どり【雌鳥・雌鶏】

〘名〙 (「めどり(雌鳥)」の変化した語)
① (雌鳥) 鳥のめす。⇔雄鳥(おんどり)
御湯殿上日記‐文明一〇年(1478)一二月三〇日「山とりのきし、めんとりかけたるふせゐめつらしきにて」
浮世草子好色一代男(1682)四「鉄炮に雉のめん鳥(トリ)懸て」
② (雌鶏) ニワトリのめす。
浄瑠璃・最明寺殿百人上臈(1699)道行「めん鳥がときをつくるか鎌倉はととかかじゃ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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