難事(読み)ナンジ

デジタル大辞泉 「難事」の意味・読み・例文・類語

なん‐じ【難事】

処理するのが困難な事柄
[類語]難しいかた困難至難難航難渋お手上げ難題難問難関関門狭き門登竜門懸案

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「難事」の意味・読み・例文・類語

なん‐じ【難事】

〘名〙 処理するのに困難な事柄。むずかしい事実・事柄。⇔易事(いじ)
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)五「この経をとかんがためのゆへに、このもろもろの難事(ナンシ)(〈注〉カタキコト)をしのはん」 〔韓非子‐喩老〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「難事」の読み・字形・画数・意味

【難事】なんじ

困難。〔韓非子、喩老〕天下事は必ず易きより作(おこ)り、天下の大事は必ず細より作る。

字通「難」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android