デジタル大辞泉
「難治」の意味・読み・例文・類語
なん‐じ〔‐ヂ〕【難治】
《「なんち」とも》
1 病気のなおりにくいこと。「難治の病」
2 民心などのおさめにくいこと。
3 むずかしいこと。困難。難儀。
「その条当時―に侍り」〈盛衰記・四一〉
[類語]不治
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
なん‐じ ‥ヂ【難治】
〘名〙
① 民心などおさめがたいこと。おさまりにくいこと。
※金刀比羅本保元(1220頃か)上「治龍二の政に、
故実を存ぜし故に、この人なくとも難治
(ナンジ)の
次第なるべければ也」 〔
老子〕
② 病気などのなおりにくいこと。なおしがたいこと。
③ むずかしいこと。難儀。
※高野本平家(13C前)一「かれといひ是といひ、かたがた難治(ナンヂ)の様に候」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「難治」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報