雪じもの(読み)ユキジモノ

デジタル大辞泉 「雪じもの」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐じもの【雪じもの】

《「じもの」は接尾語》雪のようなもの。副詞的に用い、雪のようにの意で、「行き」にかかる序詞一部となる。
「ひさかたの天伝あまづたひ来る―行き通ひつつ」〈・二六一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「雪じもの」の意味・読み・例文・類語

ゆき‐じもの【雪じもの】

〘名〙 (「じもの」は接尾語) 雪のようなもの。副詞的に用いられて、雪のようにの意を表わす。
万葉(8C後)三・二六一「ひさかたの 天伝ひ来る 白雪仕物(ゆきジもの) 往きかよひつつ いや常世まで」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android