雪の果て(読み)ゆきのはて

精選版 日本国語大辞典 「雪の果て」の意味・読み・例文・類語

ゆき【雪】 の 果(は)

降りじまいの雪。そろそろ暖かくなり、降り納めのように降る雪。陰暦二月一五日の涅槃会(ねはんえ)前後に降る雪。名残の雪。涅槃雪。《季・春》 〔俳諧・増山の井(1663)〕
雨覆(1948)〈石田波郷〉「発心の小几作る雪の果」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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