雷の陣(読み)かみなりのじん

精選版 日本国語大辞典 「雷の陣」の意味・読み・例文・類語

かみなり【雷】 の 陣(じん)

雷鳴の時、宮中臨時に設けられる警固の陣。近衛将官清涼殿の孫廂(まごびさし)に伺候し弦打(つるうち)して天皇を守る。かんなりのじん。《季・夏》
延喜式(927)一二「凡内舎人雷鳴陣者、立春興殿西廂

かんなり【雷】 の 陣(じん)

※枕(10C終)二五八「かんなりのぢんの舎人」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android