霊獣(読み)レイジュウ

デジタル大辞泉 「霊獣」の意味・読み・例文・類語

れい‐じゅう〔‐ジウ〕【霊獣】

霊妙なけだもの。めでたいしるしとされるけもの。麒麟きりんなど。

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精選版 日本国語大辞典 「霊獣」の意味・読み・例文・類語

れい‐じゅう‥ジウ【霊獣】

  1. 〘 名詞 〙 霊妙なけだもの。尊く不可思議なけもの。瑞祥とされるけもの。麒麟(きりん)などをいう。
    1. [初出の実例]「狐は三国の霊獣とて」(出典:名語記(1275)五)
    2. [その他の文献]〔蔡邕‐麟頌〕

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普及版 字通 「霊獣」の読み・字形・画数・意味

【霊獣】れいじゆう

神獣

字通「霊」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の霊獣の言及

【神使】より

…神の使いや神と特別な関係のある動物をさす。眷属,霊獣ともいう。代表的な例として,京都・伏見稲荷大社の狐,滋賀・日吉大社の猿,京都・護王神社の猪,奈良・春日大社,茨城・鹿島神宮の鹿,奈良・大神(おおみわ)神社の蛇,和歌山・熊野三社の烏,島根・出雲大社の鶺鴒(せきれい),埼玉・三峯神社の山犬など,種々の動物が神使となっている。…

※「霊獣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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