青宮(読み)セイキュウ

デジタル大辞泉 「青宮」の意味・読み・例文・類語

せい‐きゅう【青宮】

《「青」は東・春の意》皇太子宮殿。また、皇太子。東宮とうぐう。せいぐう。

せい‐ぐう【青宮】

せいきゅう(青宮)

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精選版 日本国語大辞典 「青宮」の意味・読み・例文・類語

せい‐きゅう【青宮】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「青」は東・春の意 ) 皇太子の住む宮殿。また、皇太子。東宮。青闈(せいい)。せいぐう。
    1. [初出の実例]「春宮権亮道雅、候青宮」(出典:小右記‐長和二年(1013)四月一〇日)
    2. 「はやく青宮(セイキウ)を営みて、世子に立、二三歳になり給はば、速に位を伝て」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)続)
    3. [その他の文献]〔初学記‐皇太子〕

あおき【青】 宮(みや)

  1. ( 「青宮(せいぐう)」の訓読 ) 皇太子の異称。東宮。春宮
    1. [初出の実例]「春宮 はるのみや あをきみや みこのみや」(出典:八雲御抄(1242頃)三)

せい‐ぐう【青宮】

  1. 〘 名詞 〙せいきゅう(青宮)

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普及版 字通 「青宮」の読み・字形・画数・意味

【青宮】せいきゆう

東宮。

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